石見(いわみ)銀山&温泉ツーリングレポート 2002年9月28日(日)曇り/晴れ

島根県の石見銀山にある、ブラハウス内の喫茶店「ル・ブラン」と小屋原温泉へツーリングに行ってきました。
メンバーは、ブラボ氏(アプリリアRS250)・まっき〜ちゃん(エストレヤ)・あき136(ボルティ)計3台。

ルート:広島市内(国道54号)〜千代田(国道261号)〜大朝・島根県瑞穂町〜川本町(県道31号)〜
断魚渓〜石見銀山(県道46号)〜太田市(国道375号から県道288号へ)〜小屋原温泉〜
三瓶山(県道30号)〜川本(県道40号)〜瑞穂〜大朝〜千代田〜広島

走行距離:240キロ。  燃費:35Km/L!でした。
この日は少々雲が多いお天気。いつもより厚めのジャケットを出してみた。黒い雲もぽつぽつと見えるので、念のため雨合羽も装備。

朝8時半ごろ、兄・ブラボ&まっき〜夫妻と合流。国道54号線を北上し、国道191号・261号を通って千代田町を経由。途中、物凄いガスに覆われており日が差しているというのに、寒い。。。何とか大朝のコンビニにたどり着き、暖かい珈琲で暖を取る。まっき〜ちゃんと2人、コンビニの巨大な「暖かい飲み物」コーナーで温まる。(笑)
朝の日差しにも照らされて体もすっかり温まり、いざ再出発!


そのまま国道261号線を北上し、島根県の瑞穂町へ。道の駅瑞穂に多くのライダーが集まっているのを横目に、そのまま進む。道中の断魚渓に立ち寄ってみた。駐車場にバイクを置いて歩く。思わず足がすくむほどの高さ。はるか下にいる人が小さく・かすかに見える。(矢印の先の白い点。コレが人。ちっちゃ〜い。)
断魚渓のショートコースを一回りし、駐車場にもどると、さっき道の駅に集合していたライダー達がやってきた。彼らもバイクを置いて景観を眺めにいったので、その隙に仲間入りさせていただいた。m(_ _)m
が、彼らは下まで降りるのをあきらめたらしく、すぐに戻ってこられたので、出発間際に、にっこり笑って挨拶して先に出発。
邑智郡川本町を通り過ぎ、石見銀山へ。
去年、ネイキッドで立ち寄った、お気に入りの喫茶店へ。

食事処で手打ちの三瓶そばをいただく。二八そばと、10割そばの両方が味わえる。喉越しは二八そばに軍配!。薬味のワサビはなんと本ワサビがそのまま1本。自分で鮫皮のおろし器ですりおろして使う。ツーンと鼻にくる刺激。食べてみると心地よい辛さで、食が進む。
古い町並みの中を歩く。江戸時代の町並みの残る町。銀行(写真左の建物。)や郵便局など、新しい建物も景観を壊さないような作りになっている。1800年の火災で町の3/4が焼失し、その後に立てられたものがほとんどらしいが、火事をまぬがれた建物も存在する。200年!気の遠くなるような数字・・・。

【石見・豆情報】
町並みの中には中村パン工場があり、近くの商店にて購入できる。アーモンドラスクはオススメ!夕張メロンパンもなかなかイケる!
目的地「ブラハウス」へ。ここは土産物・衣料品・喫茶店などの複合店となっている。主屋は1847年のもの。続きの棟を改造して古くもあり、新しくもある、そんな不思議な空間が生まれている。2階は展示スペースとなっているときもあるが、今日は何もイベントはなく、休憩室となっていたのでしばし休憩。心地よい風が吹き抜ける。
喫茶「ル・ブラン」の中庭で珈琲をいただきながら、くつろいだ時間を過ごす。日差しも丁度良く、思わず眠たくなってしまいそう。。。結局時間を使いすぎて、銀山の坑道跡には足を運ばず、先を急ぐ。
県道46号線から大田市に入り、国道375を南下。三瓶山を目指す。今日の2つ目のイベント、小屋原(こやはら)温泉へ。鄙びた温泉旅館。何でもここはサイダー味の温泉だという情報を仕入れたので、興味津々!炭酸泉は初めて!

浴槽&脱衣所が4つあり、それぞれが鍵がかかる独立してた部屋なので、貸切で入浴できる。浴槽は木製らしいが、長い年月のうちに、温泉成分が固まって鍾乳石のようになっていた。てっきりモトから岩風呂なのだと思ったのに。。。

温泉にはこんな注意書きが!(笑)

滑らかなお湯は少し鉄臭く、なめるとしょっぱい。(が、アトピーのキズに沁みるほどではなかった。)。湯につかると、肌の表面にちいさな気泡がどんどん付いてくる。いかにも炭酸泉らしい。ぬるめのお湯だったがじっくり浸かっているうちに、手の甲が熱くなってくる。手・足と徐々にじわぁっと体を温めてくれる。
(ぬるい場合は調整できるように熱いお湯がでる蛇口があったのに、最初ひねってみると「水」だったので、気付かずぬるいまま入っていた。笑)

絶えず浴槽に注がれている湯を手ですくって、口に含んでみてびっくり!口に入れた瞬間に炭酸が「シュワァ!」と一気にはじける。さっき飲んだコーラよりも強烈!けれどその味はしょっぱい。塩味のサイダーだった。。。(^^;

帰りの道中に冷えてしまったはずの体も、眠りに付く頃には温泉の余韻でポカポカだった。翌日もそのポカポカが残っている!冷え性に効くかも。

秋の日はつるべ落としとはよく言ったもの。とっぷりと日も暮れ、「そろそろガソリンスタンドへ・・・」というブラボ氏の為に先を急ぐ。三瓶山のふもとをかすめ、県道40号線を川本町までひた走る。道幅1車線の峠道。街灯は無く、頼りは自分のヘッドライトの灯りとガードレールについている反射材のみ。その反射材すらついて無い所もあり、カーブの曲がり幅が分からず、怖かった。。。。

やっと瑞穂町で、空いているガソリンスタンドを発見。ボルティにはまだ余裕があるので給油せず。そこでふと気付く。財布と携帯電話を温泉のトイレに忘れてきたことを・・・・・。何やってんだか。


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