10年ぶりの北海道〜ついでに東北ツーリング その4 2009

2009年7月29日(水)〜8月15日(土)

13日目 8/10(月) 走行距離:約117キロ

今日もイマイチなお天気です・・・・。(T-T
出発の際、静岡のダブロクご夫妻とちょっとお話。ダブロク以外にもカブも所有されているとのこと。
「かぶっ飛び倶楽部」さんは普段はカブでも旅をされているそうで、今年の冬は北海道宗谷岬を目指す予定だとか。
その際は十分気をつけて行ってきてくださいね!

お見送りしていただきました♪お写真ありがとうございました〜♪

 もこもこや〜。ジャケットにカッパ着ると仕方ないですね。汗

 近くのローソンで朝食おにぎり。

メゲている余裕はないので、気を取り直して出発。八幡平(はちまんたい)を上ります。
今日も雲の中に突っ込みそう〜。汗



八幡平アスピーテラインを上るも、な〜〜〜んも見えません。汗
さらに雨まで降り始めた〜。泣



見返峠に到着。ここは雲の上に出ましたが、上空にはさらに雲。やっぱり展望は皆無。
駐車場が有料だったので、路肩にちょっとお邪魔していると・・・・・あっという間にバイクだらけになっちゃいました。汗
関東〜地元の方ばっかり。



延々と雲の中を走って早々に八幡平を駆け抜けます。今日の天気予報は雨ですからね。
なんとか降らないうちに移動しなくっちゃ。

今回の旅でどうしても立ち寄りたかった場所の一つ。玉川温泉。
雨が降っていたらあきらめようと思っていましたが、なんとか空は持ちこたえてますので、立ち寄ることに。
ここは、天然の岩盤浴ができる温泉です。ガン治療に訪れる人も多く、何度もテレビで見たことがありました。

 激しく湯けむりがあがる一角。

駐車場が狭いので、1台出庫するごとに、1台入庫。おとなしくその列に混ざってましたが、、、、、ここは急な坂道。そろそろ手が限界。汗
バイク用の駐輪場は空いてるから、先に行かせてもらお。
バイクを置いて、駐車料金100円を支払い、着替えとゴザを用意して、温泉施設に向かいます。

汗をかいても良いようにパジャマのズボンに着替えて、荷物をロッカーにあずけ、ゴザをかかえて岩盤浴に向かいます。
そう、100均で買ったゴザはこのために持ってきたんだも〜ん♪

着替えが必要なのは、強烈な硫黄のにおいが服に付くらしいということもあって。

 ぼこぼこと多量の湯が湧き出してます。1か所からの湧出量としては日本一だそう。

皆、傘をゴザで巻いて持ってる・・・・。あ、そうか。日よけがいるのか〜。<この時、空は薄曇り
あちゃー、ロッカーに傘置いてきちゃった…・。泣
それなら傘がいらないテントの下がいいんだけど、あそこはは人が多いはず・・・と思ったら、ぽこっと空いていたので、お邪魔させてもらいました。


テントの下の岩盤は比較的フラットで、やはり一番良い場所。それゆえ湯治に来ている人達も多いです。
体の自己治癒力を高めてくれる効果があるそうで、その熱を逃がさないように効果的に体に行き渡らせるため、
病気の治療に来ている方々は、体の上バスタオル+毛布+アルミシートと重装備でした。


まずゴザを敷いて横になり、バスタオルを体にかけます。・・・・背中があっちっち。
岩盤には小さな気泡があいていて、そこから温泉の蒸気があがってきますので、じーっとしてるとヤケドします。
玉川温泉のサイトに寝るなって書いてあったもんね。
ゴザにバスタオルを敷いた上に寝転がると丁度いい感じです。場所によって温度が違うそうですよ。
でも、体の上にバスタオルをかけてないと、やっぱり汗をかきにくいので、上にバスタオルを体にかけておきます。
じわ〜〜〜〜っと汗ばんできたかと思うと、すぐに汗だくになります。
熱いけど、時折吹いてくる風が冷たくて、気持ちいい〜♪"A ̄▽ ̄

多量の汗をかきますので、もちろん水分補給はお忘れなく。
岩盤の上にペットボトルの麦茶を置いてたら、、、、、、しっかりあったかい麦茶ができてました。笑
常連さんはS字フック持参で、テントの囲いにひっかけて荷物があったまらないようにしてました。なぁるほど!




こんな素晴らしい施設が無料で使えるなんて〜、♪スバラシイ♪もちろん、施設の温泉入浴は別途料金がかかります。
時間は12時半を過ぎたから、そろそろ出なくちゃ。

・・・・・うわっ!雨降り出した〜!急げぇ〜。
ここの温泉施設のお湯は酸度が強く、良い湯なんだそうですが、今日はこれから乳頭温泉に行きますので、あきらめます。
トイレで着替えてロッカーの荷物を抱えてバイクに急ぎます。

あれ?止んだ。良かった。
パッキングをほどいて荷物を収めていたら、駐車場のおにーさんが近寄ってきて、「コレどうぞ♪遠くから来ているから、ウチの上司からの差し入れ!」と、缶コーヒーをくださいました。
ありがとぉ〜ございますぅ〜♪

ぐぐっと一気にいただいて、缶をお返ししておきました。(ぉぃ

でもやっぱり天気悪いのでカッパを着て出発します。
案の定、途中からは土砂降りに。

かなりこんもりと木が茂っている駐車帯で雨宿りしようと思ったら、そこには「茶立ての清水」の看板が。
きれいな水が湧き出していますので、ありがたくペットボトルに詰め込みます。



とりあえず今晩の宿を確保しないとね!今晩は絶対に雨だから、屋根の下でないと!。
本来、乳頭温泉で一番有名な「鶴の湯温泉」の露天風呂が目的だったんだけど、あいにく今日は月曜日で、露天風呂がお休みの日。
なので同じ乳頭温泉の「黒湯」には、通常の宿泊施設のほかに、格安で宿泊できる自炊棟があるとの情報を出発前に仕入れていましたので、そちらに電話を・・・・・


・・・圏外ですがな。orz


温泉までそう遠くはないので、もういいや。突撃しちゃる!
乳頭温泉郷を目指して山を登ります。道中には「温泉の廃湯を利用した融雪装置が設置されている」との看板が。
あ、そーか。自然に熱い湯が湧いてるんだもんね。天然のロードヒーティングかぁ!
広島ではムリだなぁ。

休暇村乳頭温泉郷までは片道一車線の立派なアスファルト道路。
そこから脇道をさらに上ります。小さな看板を頼りに進んでいくと、幅が狭くかなり荒れたアスファルト道路に。本当に合ってるんだろうか・・・・?
不安をかかえつつ登っていくと、黒湯の看板を発見。良かった〜。他にもバイクいるし。
確か、HPに営業は4月〜11月って書いてあったな。確かにこの道では雪が降ったらちょっとムリだわねぇ。<谷底落下一直線。(゚〇゚;)




車とバイクはここまでしか入れません。駐車場から狭い歩道を少し歩いて下ります。
まだ14時過ぎだけど・・・どうだろう?普通、チェックインにはまだ早い時間よね。
受付で、自炊棟への宿泊が可能かどうか問い合わせ。

最初は布団がない・・・・なんて話もありましたが、無事宿泊できることになりました。良かった〜♪
この天気でもう移動する元気ないもんっ。汗


この黒い2階建ての建物が自炊棟です。玄関で靴を脱いで、部屋に案内されます。
部屋は6畳、広い〜♪でも、廊下側は障子のみ。鍵はかかりませんので貴重品には要注意。

お布団敷いちゃえ♪
裸電球が雰囲気いいですね〜。ちょっぴりだけカビ臭いのが玉にキズですが大したことないです。
石油ストーブも設置してありました。さすがに使いませんでしたけどね。でも、この量のお布団が用意されていることから、やはり夜は冷え込む見込み。




さぁて!冷えた体をあっためなくっちゃね!温泉♪温泉♪o(^^*)o o(*^^)o

湯畑があります。この様子は・・・源泉はかなり熱いんでしょうね・・・。
こちらの建物が日帰り入浴・自炊棟宿泊者のための温泉。男女別の内湯と露天風呂です。
このほかに、混浴の内湯・露天風呂と、通常の宿泊施設利用者用には別の内湯があります。
中はシャワー等一切ありませんが、石鹸は置いてありました。

硫黄の利いた白濁したお湯。正確には、ほぼ透明なお湯にとっても細かい湯の花が浮いているので、白濁して見えます。
内湯の湯温が丁度良く、1時間半くらい入ってました。
内湯といっても、窓が開けてあるので、全然苦しくないし。露天風呂は雨降ってるし。
久しぶりにゆっくり〜♪



お風呂で体をほぐしたら、おなか減った〜。昼ごはんも食べてないもんね。
早いけど、夕食にしよ。<17時頃
こちらが自炊棟の台所。ほとんどのものがそろってますので、食材と調味料があればしっかり調理できます。
炊飯器(いわゆる電子ジャーね。)を持ち込んでる人もいましたよ。

  ※夕食時は込み合いますので、時間をずらすのが吉♪

山水は使い放題ですので、こうやってトマトとかぶどうとか、ジュースにビールが冷やされてました。いいな〜♪ビール〜!
水道止めちゃダメって書いてあった。贅沢〜。

お鍋を借りてお湯を沸かします。



今晩のご飯を買う暇もなかったので、受付で売ってたカップうどんが夕食。気圧が高いのか、フタが膨らんでます。

真黒いのはここで茹でてる温泉卵。堅茹でですが、ちょっぴりスモーキーで、おいしかったです。小岩井農場の近くでもありますので、牛乳もね♪
あとは玉川温泉の土産物屋で購入した「三陸のむしほや」。ほやって食べたことないんで、初ほやだったんですけど。。。独特の臭みがありますね。
確かに好き嫌いの出やすい食材だわ。

塩トマトの甘納豆は、前日にかやの三杯茶のあった土産物屋で買ったものです。しょっぱ甘い・・・。


 風呂上がりの牛乳はうまいのね〜♪

いただきまーす♪
ん?このうどん、塩っ辛い!しかもダシが黒い・・・・・。

あ、そーか!ここは東日本バージョンなんだわ。しっかり「E」って書いてあるし。
失敗した〜、辛いよぉ〜。カップヌードルにしとけばよかった。(T-T
西日本バージョンは大抵ダシも飲めますが、東日本バージョンはどーしてもムリなんですよね。。。。



昨日のゲリラ豪雨で、マップもガイドブックも濡れてしまったので、ユースホステルで1ページずつドライヤーで乾かしてました。
もう濡らしたくないから、今日はジップロックだもんね。

 明日はどこを通ろうかな?

このままひと眠りして、またあとでお風呂入ろうかな〜?

ZZzz…(。-ω-)。。ooO・・・・ぐぅ。


・・・・


ぱち。   ( ゜-゜)

おや?   ( ̄。 ̄; 


今、何時だろう???




23時だ!すっきり良く寝た〜。違
外の雨は止んだみたい。だけど、バイク大丈夫かな?もう一回温泉も入りたいしな。
(ここ黒湯のお風呂は朝5時〜6時(だったかな?)の清掃時間を除いて、自由に入れます。)
ヘッドランプを装着して、駐車場へ登ります。意外とキツイこの坂道。

カバーも掛けて、紐付き板もかませてあるし、大丈夫!良かった!

駐車場から戻ってきたところに混浴の内湯と露天風呂があります。
数人いらっしゃるようだけど、どうしようかな?う〜〜〜ん。
あ、女性用の更衣室がある。なら・・・いっか!手ぬぐいあるし。
(あき136は細身なので、和手ぬぐい2本をセパレート水着のように巻いて入ります。もちろん、濡れても透けないような柄を選んでますが。笑)

おじゃましま〜す!
同年代前後と思われる男性が3人いらっしゃいました。お友達の様子?
会話を伺っていると・・・・「あの工事用の青いメット借りればいいじゃん。」「嫌だよ〜。」

もしかして・・・・ライダーさんですか?あの、上に止まってた隼とCB400の。

なんとまぁ偶然!
他にも沢山宿泊客がいるのにね。ライダーの行動パターンは似てるんでしょうか?笑
お住まいはそれぞれ大阪と名古屋と千葉・・・・???どういった集まりでしょ?
よくよく聞いてみれば、ご兄弟といとこさんだそうで、よく3人で旅行されているんだそうです。
お兄さんはバイクに乗らないので、列車とバスの旅で。へぇ〜、いいですね〜。
30分くらいかな?ワイワイと盛り上がって、今日は就寝。お休みなさ〜い。



14日目 8/11(火) 走行距離:約285キロ

おお!さわやかな朝だ!

 秋田駒ケ岳。。。。。画像中央に得体のしれない浮遊物体が・・・。

田沢湖が見えてます。
この湖は、平均水深・最大水深(423.4m)ともに日本一だそうです。水底は海面より低いとか。どうやって測るんだろう?



この日の天気は雲がほとんどなく、林の向こうに輝く湖がキラキラきれいです。
たざわ湖にたたずむ「たつこ像」。まっ・・・眩しいっつ!(×。×;



水が澄んでいてとってもキレイ。餌付けされてる魚たちが・・・・うぎゃーーーー!気持ち悪いーーーー!



角館(かくのだて)を通過。武家屋敷があるとの看板に誘われてみましたが・・・・あまりの観光客の多さに・・・・スルー。w
延々と南下して、鳴子温泉に到着。こけしがやたら目立ちます。。。。あ。
そーか!鳴子のこけしって、ここのこけしだったんだ。気付かなかった。笑

鳴子温泉は、湯治場でもありますから、自炊部をかかえるお宿が沢山あります。
本来はこの鳴子温泉郷で宿泊する予定でしたが、お天気が良い間に少しでも進みたい・・・。けど温泉には入りたい。
ガイドブックとにらめっこ。

源泉を200mの長い木樋に流して冷却して、加水なしで湯船に入れているという「しんとろの湯」。
日帰り入浴で¥400-と銭湯並みにリーズナブル。とろとろした肌触りの湯が人気だって!ここにしよっと!

楽しみ〜♪

 食事処はありません。ご自身であらかじめご用意くださいって。無料休憩所アリ。

さっそく入浴してみました。お湯は無色透明で、一見銭湯のようですが・・・・

うわぁ〜〜〜い!私好みのとろっとろのお湯〜!凄い〜!とろみ加減は過去最高だわっ!
まるでヒアルロンサン液の化粧水にどっぷり浸かってるみたい〜〜〜!
何時間でも入っていたかったところですが、先を急ぎますのでほどほどに出ます。。。。というか内湯のみだったので、ちょっと熱苦しくて長湯できなかった。(^^;
化粧を落としたくないので、顔を浸けられなかったのが残念だなっ。

今日もお昼抜きで走っちゃったなぁ・・・・腹へったなぁ・・・。
道の駅を発見。「あ・ら・伊達な道の駅」だって。仙台まで行ってずんだ餅を食べるプランもありましたが、仙台に立ち寄れる確率はすでに低いので、だんごにしとこ。笑

 注。こっちは玉こんにゃくです。

目指すは蔵王!まだまだ長いぞ!
と、走っていたら、もの凄い睡魔に襲われ、意識が飛びそうに・・・・・。

いかん、いかん。事故っては元も子もない。

路肩に駐車して、釧路でフラッグと一緒にもらったブラックブラックガムを2枚ほおばります。
きゃ〜〜〜っ!効くぅ〜〜〜〜っ!

すっきりしたところで再出発。しばらく進むと、急に車の進行速度が低下。なんだ???

ちょっと前を警察車両が3台連なって走ってます。もちろん制限速度ぴったりで。
角を曲がっても、曲がっても、どうやら行きたい方向が同じらしく、遅々として進みません。泣

ようやく解放された頃、仙台市内に近くなりましたが、すでに17時過ぎて帰宅ラッシュが始まってます。(T-T
そろそろ寝床を確保しなくちゃ・・・・。

仙台から蔵王に向かう途中、秋保温泉にキャンプ場があるということで行ってみましたが、一軒はオートキャンプとコテージのみ。
もう一軒は、フリーサイトで2100円だって!(@@;

キャンプに2100円払うんなら、もうちょっと出して、ユースか民宿がいーわー。空模様が怪しいし。( ̄- ̄;
ごめんなさいっ!

もう、こうなったらこの雲の中だけど、蔵王の民宿まで行ってしまおう!民宿なら5000円以下で泊まれるもんね。
と、心に決め、蔵王の麓まで辿り着きましたが・・・・雨が降ってきてしまいました。がぁぁぁん・・・・。

 真っ暗・・・。

う〜ん・・・・仕方ない。もったいないけど、仙台まで引き返してユースにしよう!
仙台市内には4か所あるから、どっか入れるでしょ。

3件は仙台駅方面。また渋滞にハマるのも嫌なので、ちょっとはずれにある「道中庵ユースホステル」に決定。
空いてるけど、相部屋になりますが、いいですか?だって。
いいですよ〜。大抵、ユースは相部屋だもんね。

かやぶき屋根の門がまえ。とても和モダンなユースホステルで、特に外人さんに人気があるそう。
なので、いろんな言葉が聞こえてきます・・・。
同室になったのも、日本在住?と思われる外国人の方、アイスランドからの方との3人でした。
前者の方は日本大好き。すっかり子供たちも手を離れてしまっているので、度々2か月くらいかけてバスや列車で日本全国を旅してるそうです。
日本語も流暢で、今から青森方面に行くということだったので、情報交換をして楽しくおしゃべりさせていただきました。

 とても素敵な建物でしたよ♪

やっぱりたまにはゼータクしないと!毎日空腹で走ってると、そろそろ体力がもちません。なんか食べに行こうっと。
再度荷物満載のボルティで近くのショッピングモールに。
牛タン屋さんがありましたので、牛タン&ホルモン定食を注文。牛テールスープも付いてる〜♪
広島で牛タンってゆーと、薄切り肉しか見たことない・・・・柵切りなので、歯ごたえも十分。おいしい〜♪
つけあわせがおしんこって、珍しい・・・。
おしんこの上に何やら細長いにんにくの芽のようなものが。食べてみると・・・・・辛〜〜〜〜い!なんだろう?これ???

お支払いの時に尋ねてみると、レジの女の子は、少々お待ちください・・・と厨房へ。
「ナンバンの味噌漬け」だと言われました。 ナンバンってなに???トウガラシ???

 牛タン・ホルモン専門「嘉もつ軒」さんでした。

今回のユースホステルは温泉ではありませんでしたが、木の香り漂う浴室で気持ちよく汗を流して、ふっかふかのお布団でぐっすり眠れました。
気持ちよかった〜♪



15日目 8/12(水) 走行距離:303キロ

昨日は真っ暗で写真が撮れなかったから、今日はちゃんと撮影しておこうっと。

 こんなユース初めて。

さあ、蔵王に上るぞ!

 でも、ものすごい雲なんですけど。汗

やっぱり悪天候。走っていると体がびしょ濡れになりますので、カッパを着こみます。すっかり雲の上に出ちゃいましたけど、やっぱり上空にも雲が。
つくづく山神サマに嫌われちゃってるようですね。



ほとんど視界のない雲の中。
蔵王ハイラインを上って御釜見学に行く予定でしたが、視界ゼロに近かったので、そのままスルー。

蔵王大露天風呂にやってきました。ここも強酸性の硫黄泉。岩風呂の岩が青く染まっていました。
黒湯よりは湯の花の量が少なめで、透明度があります。
川の上流から温泉がどんどん流されてきます。源泉はものすごく熱いらしいので立ち入り禁止。
しばらく流れてきて自然冷却、浴槽に入りますが、上のほうは熱いです。
しっとり感は少なめですが、あったまりますよ♪

近くの土産物屋で、蔵王のステッカーと、山形名物ラ・フランスのジュースを購入。まぁ、想像した通りの味でしたね。w



あっちはあんなに晴れているのに・・・蔵王はなぜこんな状態?(T-T
楽しみにしていたのにぃ〜。



今日は磐梯山にも行かなくっちゃ!
南下するにつれ、空は晴れ、真夏に逆戻り。あつーーーーーっ!
米沢に到着。丁度、通り道の右手に上杉神社を発見。

・・・・なら、ついでにお参りしとこっかね。毘沙門天のステッカーありそうだし。w
さすがお盆時期。人も車もバイクもいっぱい!天地人博が拍車をかけているモヨー。



上杉謙信像発見!結構晩年がモデルでしょうか?



上杉鷹山像と、有名な格言も。「なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の なさぬなりけり」
上杉家家訓十六ヶ条も。

上杉神社のお参りは長蛇の列になってました。



  土産物屋さんをのぞくも・・・ステッカーもTシャツも、愛・愛・愛一色!笑
さすがに恥ずかしくて私は貼れません。汗

お守りの横に「毘」の交通安全ステッカーを発見。あ、これがいい〜♪

遠くから見ると、意外と一番目立つのは「蔵王」だったり。w
  名物、うこぎソフト。
うこぎ・・・ってそもそも、何?
上杉鷹山さんが広めた食用を兼ねた垣根にする植物って?


米沢牛を食べようかと、人だかりのできている牛串焼き屋さんへ。
和牛串焼きが1本500円。米沢牛串焼きはなんと1000円。高っ!
やめとこー。(^▽^;

米沢を抜けるといよいよ磐梯山です。まずは裏磐梯に向けて西吾妻スカイバレーに向かいます。
コーナーの続く快走路。わんさかバイクが走ってます。レプリカに革ツナギの人たちがいぱーい!
今回の旅で、一番バイクを見たかも。<ナイタイのミーティングを除いて。
眺めも良くて気持ちいいね〜!今回の山巡りで初めての晴れ間では???



今度は有料道路、磐梯吾妻レークラインに向かいます。眺めは・・・個人的にイマイチ・・・かな。。630円もしたのに。(^^;



途中、レストハウスがありますので、一息つきましょ。
氷水に浮かべたモモが〜♪おいしそう〜♪一個150円ナリ。小ぶりですが、みずみずしくて甘くて美味でした〜♪
福島はモモの産地でもありますので、沿道でいっぱい売ってたんですけど、8個500円とかって・・・・買いたいけど、一人じゃムリです。
東北に入ってから、道路沿いでよくスイカも売ってましたね〜。2玉1000円とか。。。。安っ!



なお、このレストハウスでは、有料道路の割引券を売ってます。って、レークラインの支払い、もう済んでるんだけど。汗
なので、一番高額な番台吾妻スカイライン(1150円)の割引券を購入しておきます。確か・・・100円のお得。



どうせ通るなら、こちらの道が眺望も抜群に良く、おススメです。走ってて気持ちいい〜♪遠くに猪苗代湖も見えてます。



途中から火山地帯に入り、あたりの風景が一変します。ちょっと路肩に停車して写真〜。
再出発すると、「ここから800m、火山ガス噴出、駐停車禁止」とありました。危なかった・・・・。(^^;



 

←で、丁度ココに突入。今回の旅イチの濃い雲。
前の車のテールランプもかすんで見えます。
とても恐ろしかったです。そして寒かった・・・・(T▽T

スカイラインを駆け抜けたら、磐梯山の東側。今日の宿泊どうしよう?
猪苗代湖に行けば、無料のキャンプ場が沢山あるのだけど・・・・・。明日松本まで行くことを考えると、もう少し進んでおきたいのよね。
会津柳津の森林公園に電話。

あ:「キャンプの受付何時までですか?」

受:「18時くらいまでにー。」・・・・今16時半。あと70キロくらい?ちょっと・・・ムリだわねー。汗

あ:「それより遅くなりそうなんですよねぇ〜。」

受:「ああ、じゃ、朝お会計してもらってもいいですよ。」

あ:「朝は何時から開いてます?」

受:「8時くらいですねー。」

あ:「・・・7時頃には出たいのでやっぱりムリですねー。(泣」

受:「ああ、じゃ、シャッターの下から代金いれといてくださればいいですよ。」

あ:「ええっ?ほんとにいいんですか???」

受:「はいー。」

あ:「分かりましたー、じゃ、向かってみますー。」

なんて親切なトコなんだ♪。・・・とにかく走らなくっちゃ!
ひた走ってようやくキャンプ場に着いたころには、あたりは暗くなっていました。
なんか、スペースあるから、ここに張ろうっと。

管理人さんには電話で話つけてありますから、お邪魔しますー。
ここ、バイクばっかりー。人気のキャンプ場なのかな?10台以上はいましたね。
1200円もするのに。昔は600円くらいだったそうだから、その名残かな?

テントを張ってしばらくすると、お隣のテントの主がご帰還に。
あれ?女性だ!今回の旅で、キャンプ場でソロツーの女性には初めて会ったわ♪

私の明日の目的地、長野県は松本からのライダーさんでした。なんて奇遇な。

あたりは真っ暗になっちゃったけど、とりあえずお風呂入りたい!今日は暑かったからねー。
お風呂の場所を教えていただいて、3キロほど離れた柳津温泉に向かいます。

ナビがなかったら迷子になってたな、こりゃ。笑
周囲が暗くて見えないこんな時、ナビがとっても便利〜♪

お風呂でさっぱりしてテントに帰還。コンビニで買った豚丼を食べながら、お隣さんであるブロンコ乗りのむ〜んさんとおしゃべり。
女2人のおしゃべりはとどまるところを知りません。笑

この日は丁度流星群の当たり日でしたが、あいにく空には雲がでてきて、星が見えなくなっちゃいました。
夜遅くまで・・・確か23時くらいになってたような???おしゃべりをして、ようやく就寝〜。



16日目 8/13(木) 走行距離:345キロ

夜遅くまで騒いでるグループがいましたけど、なんとか眠れました。
その割には、、、、皆さん撤収早いぞ!?

 6時過ぎに撮影。早い人はもういない〜。

 せっかくの出会いですから、記念に一枚♪

朝もおしゃべりしていたら、私たちが最後になっちゃいまいた。そろそろ出発しないと〜。汗
管理室に封筒に入れた代金をねじ込んで、出発です。

む〜んさん、楽しい時間をありがとうございました!ヽ(*⌒∇⌒*)ノ

新潟方面に向います。川面を覆う霧・・・幻想的な風景。
しかし、この霧が風で流されて道路にまで。一気に気温が下がります。寒ぅ〜〜っ!




福島と新潟の県境。。国道252号線は、日本有数の豪雪の峠というだけあって、スノ-シェルターが延々と連なってます。
こんなに長いの、初めてみたわ。
この辺ではスノーシェッドっていうのね。それに混じってロックシェッドってのもある・・・・。
そここに、落石注意の看板があります。



 ・・・・注意喚起する前に、やるべきことがありそうですけど?汗

もともと崩落の多い土地らしいので、通行の際は気をつけましょう。
っても、真横から来るものはなかなか注意できませんよね・・・・。


 見て!このポールの長さ!単純に計算しても6m以上あります・・・。すげーっ!

どんどん進んでいると、何の変哲もない橋の上で、ご高齢の男性が一眼レフを構えてます・・・。なんだろう?
あ、下に線路が見える。鉄ちゃんか〜。

しばらく走ると今度は多摩ナンバーの青いスポーツカーのそばに、若い男性が一眼レフを構えてます。

なに?

そんな珍しい車両が走るの???


 雰囲気の良いコーナーを発見。

2人がカメラを構えていたってことは、今から列車が来るってことよね?ちょっと待ってみよう・・・・。


数分経過。

・・・・来ない。


ま、いっか。出発しようか。

バイクに向かったとたん、警報機が「カンカンカンカン・・・!」と鳴り始めました。
やたっ!来るっ!



 見た目フツーの列車でしたが・・・。笑

再びバイクに戻ろうと振り返ると、さっきの青い車が猛スピードで駆け抜けていきました。
しばらく進んだところで、またカメラを必死でセッティングしてました。
なるほど。鉄ちゃんには鉄ちゃんの楽しみ方があるようですね。

国道17号線に出ました。ここから先はしばらくマップがありません。
というのも、出発前に持っていくツーリングマップルを選別しました。東北地方はメインですからもちろん必要。
その後関東・中部・関西・中国とあるのですが、全部持っていくのも重たいし、かぶっている部分も多いのよね。
中部版なら新潟〜関西までカバーしているから、東北版との間がちょっと空白地域ができるけど、東北版と中部版を持っていこうっと。

ということで、空白地域ができてしまったのですが、その空白地域でやっちゃいました。
ナビを稼働させてなかったので、しばらく国道17号線を南下してて・・・・あれ?

おかしいな?道の駅がない・・・・。

そういえば、さっき休憩した道の駅で、ライダーさんに声かけられた時に、国道117号線を進むんだって話したよね・・・・。
なんで17号線を走ってるんだろう???( ̄▽ ̄;

あわててナビを起動して確認。
国道117号線に戻って、経由地の野沢温泉に行く道はあと1本のみ。1本だけど残ってた〜。良かった〜。

関越道に沿って、危うく前橋方面に行ってしまうところでした・・・。危ない、危ない。

無事国道117号線に戻って、道の駅「信越さかえ」に到着。
おいしそうなとうもろこしを、小さな売り子さんたちが「とうもろこしいかがですか〜?」と大きな声でがんばってる。かぁ〜わいい〜♪
1本いただいて、お昼ごはん代わり。
新潟名物の調味料かんずりと、豆腐の味噌漬けも買いました。



4年ぶりの野沢温泉。大湯に到着。やっぱり綺麗な建物ですね!
気温が高く、汗だくになってました。野沢の湯は暑いので、また汗をかくかも?と思ったけど、さっぱりして気持ちよかったです。
ただ、今日はかなり埋められていて、湯加減はそんなに熱くなかったです。笑

おっと、昨日留守電だったライダーハウスりん輪さんのオーナーにもう一度連絡入れておかないと!
今度は出てくださったので、今晩お邪魔することをお伝え。オーナーさんも夕方でないと戻らないそう。
多分、丁度いい時間になりますー。(^^;

 妙高山は今日も雲隠れ。

懐かしい戸隠の町を駆け抜け、大望峠に到着。あいかわらずこのあたりは狭い道ね〜。
信州の山里風景が広がります。雲がいっぱいで空が重たい・・・・・。



鬼無里(きなさ)に到着!記憶をたよりにおやき屋さん「いろは堂」に到着!
うわっ!めっちゃ人が多い〜っ!(@@;

まずは注文票に希望のおやきを記入して店員さんに渡して席につきます。持ち帰りもできます。
持ち帰りのみもできるので、人が多い割に、回転は早いですね。
焼きあがりを待っている間に、人波が途切れるのを待って、オーナーさんらしき人に声をかけます。
北海道の屈斜路湖であった岳さんのことをお伝え。ちゃんと宣伝活動なさってましたよ!(^^
オーナーさんから特別に2009年バージョンのいろは堂のステッカーをいただきました。
ありがとうございます〜。コンテナに貼らせてもらいますね!

囲炉裏端の席で、熱いお茶をいただきながらまったり♪ほどなくしておやきが到着!



  かぼちゃとあざみ、ねぎみそをチョイス。
どれもおいしそうだから、迷っちゃうのよね〜。

かぼちゃは程良く甘いあんがたっぷり。
あざみは独特のほろ苦さと歯ごたえ。
ねぎみそがお気に入りでした♪

一番手前はサービスの野沢菜。
ちょっとかじっちゃったけど。笑

やっぱりおいしかった〜♪(*^-^*
冷凍になったおやきを地方発送もされてますよ。
でもやっぱり現地で食べるほうがおいしいって♪

松本を目指して南下しますが、、、、雨が降り始めてしまいました。
黒部ダム方面は真っ暗ですが、松本方面は晴れている!また雨雲がやってくる前に駆け抜けちゃえ!



今日のお宿のライダーハウスにはお風呂がありませんので、先に温泉に寄っておきます。
「湯多里 山の神」に到着。肌触りがとろっとするいいお湯でしたよ。鳴子にはかなわないけど。



松本市内に到着したころには真っ暗になっちゃいました。
19時過ぎに無事ライダーハウスりん輪さんに到着。
駐車場に入ったところでハンドルを切ると、タンクバッグがホーンのスイッチに当たっちゃって「ビッ、ビー!」Σ( ̄□ ̄;

オーナーさんが自宅から出てきてくださっちゃいました。すみませ〜ん。汗
お久しぶりです!あら?お子さんが生まれたんですね。おめでとうございます〜。(*^-^*



目の前にコンビニがあるので、そちらで晩御飯を購入。今日は梅酒も買っちゃお♪
一人寂しく夕食タイムにしていたら、オーナーさんがきのこ汁や天ぷら、とうもろこしを差し入れしてくださいました。
うわぁ〜い♪久しぶりの家庭の味だっ。おいしい〜♪
ありがとうございます。<(_ _)>

しばらくお話をしていましたが、オーナーご一家も3日間ほど新潟に旅行に行ってらしたそうで、今日の夕方帰ってきたばかり。
お疲れなので、早めに就寝されるそうです。おやすみなさ〜い!
他に尋ねてくるライダーがいるとも聞いていないし、口コミのみなので、今年訪ねてきたライダーも10人いなかったかな?
もうこの時間に来る人もいないでしょ。防犯のためドアに鍵をかけて、広い部屋を一人占め。
横になって翌日のルートを検討してましたが、程良く酔っ払って、ウトウトと眠りにつきました。


この後にやってくる悲劇を知らずに・・・・。





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