10年ぶりの北海道〜ついでに東北ツーリング その2 2009

2009年7月29日(水)〜8月15日(土)

5日目:8/2(日) 走行距離 約167キロ

朝6時に起床。空はどんより、たまに雨が落ちてきてあわててパッキング。。。すると晴れたり。orz
変な天気だなぁ〜。


昨日、今日の分も走っちゃったから、今日はゆっくりでいいや。
コインランドリーもあることだし、お洗濯、お洗濯♪

近くにテントを張ってたカブ乗りの方に話しかけられ、ちょっとお話。
すると、その方もボルティ所持されてるそうですが、最近はあまり出番がなく。
でも、ちょこちょこといじってある私のボルティを見て、弄り魂がよみがえってきたようです。笑

反対側のテントのライダーさんとチャリダーさんは、連泊するそうで、お天気下り坂に備えてタープを用意されてました。
チャリダーの岳(ガク)さんとお話すると、いつもはSRで旅をしているそうですが、チャリダーさんも楽しそうだと、今年は自転車になさったそうです。
昨日私がたどり着けなかった美幌峠からの眺めは一番好きだとおっしゃってました。

話をしていると、ふと、岳さんの着ているポロシャツに目が留まりました。袖に「いろは堂」って書いてある・・・。
4年前の旅で訪れた、信州鬼無里のあのおやき屋さん「いろは堂」?
と聞くと、やっぱりそうだと。
なんでもそこの息子さんと同級生で、家族ぐるみで仲良しだそう。旅に行くなら宣伝を、ということで、いろは堂のポロシャツを着ていたそうです。
うわ〜、あそこのおやき、おいしかったもんなぁ〜。帰りに寄ってみようかなぁ♪
もし立ち寄った場合には、岳さんの宣伝活動を伝えておきますね♪とお約束。

いろは堂のおやきがおいしかったワケは、一度揚げてあるそうで♪だから皮がパリッともちっとしておいしかったんですね。
それまでに食べたおやきはなんだかべたっとして、油っこいのしか食べたことなくて、正直おいしいとは思わなかったからね。

そうこうしてるうちに9時過ぎちゃったぞ。いくらなんでも出発しないと。笑
ごあいさつして出発!・・・・した途端に雨が・・・。orz
美幌峠までもうすぐだから、そこまで我慢しようかと思ったけれど、我慢できずカッパを着こむ。
峠に着いた途端、ものすごい嵐のような土砂降りに。あーあーあーあー。泣
丁度着いてからだったから良かったけど、そういう問題ぢゃないぞ〜。汗

眺めも真っ暗、すさまじい雨雲〜。


朝ごはん食べてないので、「あげいも」を買ってみました。塩ゆでしたジャガイモにアメリカンドッグのような甘い衣をつけて揚げてあります。
結構しっかり塩味が効いてておいしかったですよ。一串300円なり。


しばらく粘ってみたものの、雨脚は弱まる様子もなく、あきらめて出発することにしました。
とりあえず南下して、摩周湖の南あたりまで。雨は止んだけど、、、、ここからどっちに進むか。
東に向かって開陽台か、北に向かって裏摩周展望台と神の子池か。
それが問題だ。

う〜ん。。。
ここの地名は養老牛。あたりはもちろん牧場です。
 奥にあるサイロの山肌に・・・


 「牛」って書いてある!笑

この牛文字のそばを通り抜けて北上すれば神の子池に行けるんだけど、どう見ても摩周湖方面の空は、さっきの美幌峠と同じ雲。
あれでは何も見えないどころか、自分の身が危険だわ。
ということで、やっぱり開陽台に向かいます。

 展望台に到着。

ここでは、ぐるっと360度の景色を見渡せます。地球が丸いのが分かるそうなんですが・・・・
あいにくのお天気により、空と大地の境がワカリマセン。orz
鬼合成パート2。笑


 開陽台の出入り口は一方通行です。出口を左に出ると、すぐに北19号に。

果てしなく真っすぐ〜。
アップダウンを繰り返しながらひたすら直進します。この写真が撮れるのはこちら側からのみ。
奥に走って振り返っても、アップダウンのせいで、これだけ真っすぐに見えません。


ちょいと寄り道して、標津町のガソリンスタンドに、向かいます。
丁度ガソリンなくなってきたから、「オリジナルフラッグあり」とツーリングマップルに書いてあるホクレンへ。
お、あれだ。フラッグありって書いてある♪

ん???


休みだよ・・・・・日曜日なのに・・・・・。orz

そうか、日曜日だから休むのか。(T-T
その後町内を駆け巡り、開いてるガススタを探しましたよ。汗

  町道川北北7号線にメロディロードというものが存在します。
以前テレビで見たことがあって、車で走ると「しれ〜とこ〜のみさきにぃ〜」というあのフレーズが聞こえてくるという道。
残念ながらバイクでは聞き取れないと書いてあるけど、行ってみました。
 
  見た目はフツーのアスファルトで、でこぼこしているとか色が違うとかそういうものではありません。
走ってみましたが・・・・確かにワカラン!笑
きっと車で走ってると、ロードノイズがメロディになるんでしょうね。

ここからは海に出て、国道335号線、国後国道を北上します。
天気がよければ沖合20キロほどの国後島が見えるはずなんだけど、霧でなんにも見えません。雨も降り始めてしまったのでサクサク北上。

羅臼に入ると、周囲はやっぱりコンブの香り♪
展望台に登ってみました。羅臼ってこんな小さい港町だったんですね。もっと大きい街だと思ってた〜。



すっかり冷え切った体をあっためたい〜♪ので、無料で入れる熊の湯に向かいます。
川沿いの狭い駐車スペースにバイクをねじ込んで、橋を渡ります。森の中にありますが、男性用は超開放的な露天風呂です。
女性用は完全に囲まれてますが、空が開けてますので、それなりに開放的。



到着したとき、外国人の方がお一人出るところでしたので、貸切に。ラッキー♪
荷物を置く棚はありますが、鍵はかかりませんので、貴重品には気をつけましょうね。



ここでは入るためのお約束があります。
お湯が熱いと思っても、10人中、2,3人が熱いというだけなら埋めてはいけない。
掃除の時間には手伝いなさい。手伝う暇もないくらい忙しいなら入ってはいけない。
等々。

とりあえず。浴びてみる・・・・・・あっつ〜〜〜〜〜!!!!!!!!(@@;
冷え切った体にはさらに追い打ちがかかります。笑
お湯が注いでるパイプの横に、水の出ているパイプがあって、すでに浴槽に注がれてるけど、そんなんじゃ追いつかないよ!汗

熱いけど、まぁ、草津温泉や野沢温泉もこんなもんだったよな。
と、出たり入ったりを繰り返して、最終的には足湯状態になっていると、親子連れが入ってきて、「あつ〜〜い!」

・・・ですよね?(^^;

地元のおばちゃんも入ってきました。
「これは熱いわ。」 

あ、やっぱりそう。笑

後ろになみなみと注がれている山水?の水槽から、直径10センチはあろうかという排水パイプを浴槽にドボン。
あぁ〜、熱いけど快適な温度に〜♪(*^▽^*

しっかり温まったら、今日の宿ライダーハウス白樺さんへ。
 薪ストーブがたかれていました。あったかい〜〜〜♪

白樺さんは超〜広い♪しかもお蒲団借り放題♪
敷き蒲団のマットはすべて大漁旗がシーツになってました。ある意味お洒落♪地元の漁師さんから譲っていただく大事な大漁旗なのだそうですよ。
女性専用スペースもあります♪

こちらはだだっ広くてストーブナシですから、夜は冷え込みます。しっかりお蒲団かけましょうね。
いや〜、久しぶりのふかふかお蒲団〜♪ふわふわ毛布に掛け布団〜♪ いや〜ん、幸せ〜♪
普段何気ないことが、とってもありがたーく感じます。笑



 大学の自転車サークルの合宿に来ていた4人組と、大阪のライダーさんが一緒でした。

白樺名物のちゃんちゃん焼きパーティが始まります。このための薪ストーブだったのね。久しぶりのまともな食事だ〜!
     
 まずは鮭1匹とマス1匹が焼かれていきます。
デカっ!
こんがり焼けました♪  適当にカットしたら・・・ 
     
 各自の皿に有無を言わさず放り込まれます。笑
味噌につけて食べます。 
 野菜がてんこ盛りに投入〜!  そしたらイカを投入〜! 
     
さらにホッケ4匹投入〜!  ここでしか食べられないというイカも投入〜! 

とにかくお腹いっぱい食べることができますので、我こそは!という方、是非チャレンジしてみてください。

うっぷ・・・。



6日目 8/3(月) 走行距離:約205キロ

おはようございます〜。


今朝は白樺さんに朝ごはんを頼んでおいたので、「ガゴメ丼」をいただきます。
乾燥したガゴメ昆布を細く切ったものを、水としょうゆにつけて戻しただし汁を、ごはんにかけてあります。
ガゴメ昆布はものすごく粘りが強いようで、まるでとろろごはんを食べている感覚です。
ささっと早く食べないと、ご飯がだし汁をすって、大変なことになります。。。。おっ・・・・重い〜〜〜っ!

見たことないくらいちっちゃいホタテのみそ汁もおいしかったです♪



  羅臼の町にはあちこち、このデザインの看板がありました。
らうすの文字が魚になってて可愛い〜♪
このステッカー欲しい〜。
白樺のおっちゃんに尋ねてみると、「貼ってくれるんならあげるよ!」
と、1枚分けてもらっちゃいました♪
大阪からのライダーさんは、旗マニア。笑
このスタイルで走ってると目立ちますね。
あちこちで写真を撮られてました。
間違えてホクレンのオレンジのフラッグを2本買ってしまったそう。
で、1本いただいてしまいました♪ありがとうございます〜♪

チャリンコ組はお先に出発です!お互い気をつけて先に進みましょ♪
いってらっしゃ〜い!(^-^)/~



さて、こちらはチャリンコ組とは反対側に出発。知床横断道路を北上します。
晴れていれば快適なタイトコーナーの連続も、次のコーナーがどっちに向いてるかわからないほどの濃霧の中ではキョーフです。
知床峠に到着しても、すべて霧の中。な〜んにも、見えません。丁度一緒になった家族連れと、何も見えませんね〜、と。



でも、とりあえず寒いので、トイレにいってもどってくると、、、、、ん?
なんだか山の形が見えてきているような???

しばらく待ってみよ。

お〜、見えてるよ、見えてるよ♪羅臼岳〜!ものの10分ほどでさぁ〜っと霧が晴れてくれました♪
待ってて正解!



遅れてやってきた大阪の旗ライダーFさんと一緒に。観光バスガイドさんが撮影してくれました♪
と、そこへ札幌ナンバーのボルティが!あら〜!奇遇!
私たちとは反対側から来られたそうですが、あちらは晴れていたとのこと。やたっ♪



でも、本当はここに国後島がどーーーーん!と見えているはずなのに・・・・
なのに・・・
 見事な雲海。orz

これ以上待っても改善しそうにないので、知床峠を下ります。こちらはゆるやかなワインディング。
お、エゾシカがいっぱいいる〜♪



ちょっと寄り道。知床五胡に到着♪(かの有名なカムイワッカには、ここに車をおいてバスで向かうことになります。

ここ知床五胡はヒグマの生息地。クマよけの鈴を持って歩かなくちゃ。ということで前回の旅で購入した和歌山の那智大社で買ったヤタガラスの鈴を装着。
鈴を持っていないヒトには、レンタルの鈴もありますよ。

まずは展望台へ。見た目近そうだけど、、、、、意外と長い。汗
遊歩道の下には電気柵が張り巡らせてありました。間違いなくクマよけですね。。。。。怖っ!



ここにもエゾシカが。まぶしそうな顔をしながら、むしゃむしゃむしゃむしゃ・・・・・・。
展望台からはオホーツク海と、斜里・網走方面を見渡すことができます。
羅臼岳方面を振り返るとやっぱり雲の中ですが、雲の切れ間から、雪が残っているのが見えました。やっぱり寒いのねー。



駐車場に戻って、遊歩道に入ります。3,4,5湖には立ち入り禁止だそうです。。。。。が、結構いつものことらしいです。汗



夏休みなので、今日も観光バスがいっぱい。人もいっぱい。思うように進めません。
仕方なく行列の最後尾にくっついて10分ほど歩いて1湖に到着。ガイドに聞き入る観光客をかき分けて先に進みます。
湖面に映る空がきれい♪お天気イマイチなのが残念ですが。
そこからさらに歩いて2湖に到着。こちらはあまり展望が開けてません。
ここから先は進入禁止。スタート地点に戻ります。



お土産屋さんで、クマ出没注意のステッカーと、熊筍っつー缶詰を買いました。その名の通り、熊肉と筍の煮物みたいです。
フレペの滝にも行きたかったけど、徒歩で往復40分。。。。う〜〜〜ん、無理だな。

しばらく走って、オシンコシンの滝へ到着。
ねっ・・・猫が行き倒れてる〜〜〜〜〜!(@@;

と、びっくりしてたら、ここのマスコット猫の「アカ」ちゃんが爆睡中なのでした。笑
よぉ〜く見ると、おなかがかすかにピコピコしてる。w
起こすのはかわいそうなので、静かに立ち去ります。



横幅いっぱいに広がって流れてくる滝は見ごたえがありますよ♪



さあ、遊んでいたらすでにお昼だ。たいして進んでないのに〜っ!
斜里から国道244号を南下していると、また峠道に。あたりを包む霧で、さっきまでの暑さはどこへやら。
寒くて寒くて・・・Fさんと二人震えながらカッパを着こみます。

で、旗マニアFさんと一緒に向かうのは、昨日休みだったホクレンリベンジ!笑
今日はやってました。良かった♪
給油ついでにいくらか寄付をすると、オリジナルフラッグが貰えますので、無事ゲット〜。



しばらく走って霧多布方面に向かうFさんとはここでお別れ。
雨も降り始めたことだし、お互い気をつけて先に進みましょ♪

野付半島も気になったけど、こんな濃霧の中じゃ、往復37キロ走るのがもったいない。
そのまま南下して国道44号を根室方面に・・・・向かい始めたら、とんでもない土砂降りに。汗
おなかは空いてるわ、寒いわ、眠いわ・・・心が折れそうになるのを必死に我慢して、やっと根室市街地に。
妹のお知り合いが経営しているラーメン屋さんに行き、野菜味噌ラーメンをいただきました♪
あいにくお知り合いはお休みでしたが・・・・(^^;

 写真では伝わりませんが、どんぶりがめっちゃデカくてびっくりしました。汗

さて、、、、今日のお宿はどうしよう?
本当は納沙布(のさっぷ)岬へ行って戻ってきて、根室で宿泊、あるいは霧多布(きりたっぷ)までの予定だったのに。
この雨ではこのままライダーハウスかユースに直行するしかないな。
根室のライダーハウスは2件か。

あ、1件は1500円以上食べたらタダって・・・・・今腹いっぱいに味噌ラーメン食べちゃったよ。汗
ということで、1000円以上海産物を買うとタダ、というインディアンサマーカンパニーさんに決定。
すぐさま電話を入れて、宿泊確認。5時までに到着してくださいねって。
はい、大丈夫です♪

インディアンサマーカンパニーに到着〜♪
宿泊方法@ 宿泊費として1000円支払うと、花咲ガニが1パイついてきます。
宿泊方法A カニを地方発送すると、タダで泊まれて今日食べる花咲ガニが1パイサービスになります。

う〜〜〜ん。。。。一番安いパッケージで、花咲ガニが3バイと送料込で5000円かぁ・・・。
高いけど・・・ま、いっか。太っ腹な北海道土産じゃ!
自分が帰ってから受け取れる日を指定、発送手続きして5000円お支払い。

パッキングをほどいて寝袋出すのも嫌だったので、300円でお蒲団借りようと思ったら、毛布を使っていいですよって。
ありがたい〜〜〜っ!ホットコーヒーもありがたかった〜♪(T−T。あったかいよぉ。

  私は2番目の到着でしたが、冷たい雨に打たれて他のライダーさんも続々と。
カニタイムの前に、歩いて近くの銭湯へ。ここのお湯は熱かった〜。汗
湯に浸かりながらおばちゃんと話をしてると、インディアンサマーカンパニーのお隣さんでした。笑
たまにはカニ食べますか?って聞いたら、高級品だから食べないって。
やっぱり?(^^;
 
  広い〜っ!80畳のお部屋です。
やっぱりストーブついてます。あったかいよぉ〜♪
が、夜は消火されてしまいます。
ものすごく大きな灯油タンクがありましたけど、さすがにこの広さだと1日でなくなっちゃうんだとか。

1Fは店舗の為,このフロアの床が薄いので、ストーブが消えると夜は床からしんしんと冷えてきます。
毛布いっぱい借りててよかった。
  壁一面にライダーさんから送られてきた写真が貼ってあります。
歴史を感じます。

安眠室にはドアはないけど電灯もなし。
疲れて早く寝たい人、早く出発したい人の為、ここで寝てる人の邪魔をしてはいけません。 
  やった〜♪カニタイム到来〜♪
皆で無言でカニをほじくります。笑
他のライダーさんからスイカ等もらって、おしゃべりして楽しい時間でした♪
腹いっぱい♪
  午後9時になると、おかみさんがやってきて、恒例の撮影タイム。
皆のカメラも預かって撮影してくれます。

名古屋から来たという大学生2人は元気だった〜。<キック
ってゆーか、その格好で北海道に来るとは・・・。若さゆえ!?笑
ちゃんと帰りついたかな? 



7日目 8/4(火) 走行距離:
約530キロ そんなに走ってたか・・・・(@@;

翌朝。マジ寒かった・・・・。
すぐ隣にセイコーマートがあるので、あったかい缶コーヒーとパンを買ってきて、朝食を済ませ、7時前には出発。
明日は北海道脱出のため、今日はできるだけ函館に近づいておかないと!

さぁ、気合入れていきまっせ!

といいつつ、昨日挫折した納沙布岬へ行くため一旦東に向いて走ります。
ここまで来たんだもん。日本の東端には行っておかないと、何しに来たのかわからない!
とりあえず寒いのと、やっぱり霧が出てるので、カッパを着こんで出発。30分ほどで納沙布岬に到着!



うろうろしてるあいだに空が晴れてきました♪このまま晴れてくれるといーなー♪



ぎりっ、ぎりですが、歯舞諸島がわずかに見えました。最後のチャンスでやっと見えた〜。



 何か動いた・・・と思ったら、コンブ漁の最中でした。冷たそう〜。

 納沙布を後にして根室に戻る途中、ひょこひょこと動くものが視界に入って急停止。

 タンチョウヅル(多分)でした。この季節にいるもんだったっけ???

再び根室市内を通過して、海沿いの道道142号、北太平洋シーサイドラインに向かいます。急ぐ旅ですが、国道44号では面白くないからね。
この道は車も信号も少なく、適度なコーナーもあり、快適に走れます。私的には今回一番オススメの道ですね。晴れてさえいれば最高なのに・・・・。
晴れていたのはやっぱりさっきの納沙布だけ。霧多布に向かうにつれやっぱり空はどんより。
砂浜を馬がソリ引いてる〜。重たそう。



なぎさのドライブウェイに行こうと思ったら・・・あれ?入口がわかんない???

とりあえず通過して霧多布に到着!
ここも湿原なので、いろんな植物が咲いてます。何が咲いているか書いてあるけど・・・写真がないとどれがどれだか。笑



霧多布・・・その名の通り、霧の多い土地だそうですが、なんとか視界は確保できてます。青い海が見たかったな〜。



再びお馬さん登場。日高あたりの馬はサラブレッドだから、足も細く長くてすら〜〜〜っとしてたけど、ここらへんのお馬さんは、足が太くてどっしりしてます。
脅かさないように近づいたのに・・・・あらあら、固まって動いてくれなくなっちゃった。汗

 近くくにはムツゴロウ王国もありましたよ。

なぎさのドライブウェイの入り口を探しに。霧多布大橋脇から進入と書いてあるけど、これかな?
と、しばしダートを走ります。うぅ、怖い〜。
なんだかそれらしき、怪しげな三差路を曲がると一気に砂浜に。本当に入れるのか?恐る恐る進みます。

 うわ〜〜〜〜〜〜っ!

凄い、凄い、凄ぉぉぉい〜〜〜〜〜っ!

砂が細かくてぎゅ〜〜〜〜〜〜っと締まっているので、意外とタイヤは沈みません。
さすがに車のタイヤ痕は浅い轍になってました。
もっと波打ち際ギリギリまで行けるみたいだけど、万が一転倒したら起き上がれません。
なので、ほどほどに。
ここで役に立つのはやっぱり、紐付き板ですね。w

 今日はホクレンのフラッグを左右でパタパタ♪

 けど、ぎゃ〜〜〜〜っ!3分で沈んでる〜〜〜〜っ!

ちょっぴり走ったら、恐る恐〜〜るUターンして、早々に立ち去ります。
琵琶瀬展望台に到着。小さめですが、蛇行する川の流れる霧多布湿原を展望。



釧路に到着すると、急に晴れてきて、暑い〜〜〜〜っ!真夏だっ!
オートバックスを発見したので、管ヒューズを探しに行きます。が、ミニ管ヒューズの珍しいワット数らしく、売ってません。泣
釧路駅前の和商市場に少々迷いながら到着。地下駐車場にバイクを駐輪。1時間無料です。



ここの名物「勝手丼」を作ります。まずはご飯屋さんで、好みの大きさのご飯を購入。
その後、各店で売られているネタを、好みと予算に応じて購入しつつ、盛りつけてもらいます。
いっぱいになったら完成〜!めずらしい、見たことがないネタが沢山並んでいます。なので、ついつい・・・・。
選んだネタは奥から時計まわりで「ぶどうエビ」「時鮭」「いくら」「さんま」「バフンウニ」「鱒子」「ししゃも」「たんたか」「おひょう」 ・・・多分、2500円超えたはず。笑
デザートには佐藤錦♪甘くて美味でした〜♪



さて、急がないと、もう13時だぞ。まだまだ先は長いのに。汗
洞爺湖まで行けるのかな?分からないけど、とにかく進まなきゃ。
と、和商市場を出発してしばらく走ってると・・・ん?対向車線に見覚えのある・・・・バイクに旗が。

Fさんじゃないの〜〜〜っ!(@@;

大きく手を振ったら向こうも気づいてくれた模様。でも急ぐ旅。止まらず走ってたら、UターンしたFさんが追いかけてきてました。
なんと、お別れした直後、地図を確認するため止まろうとスローダウンした時に雨でスリップしてコケちゃったそうで。あーあー、カウルが・・・。
さほどお怪我はなかったようですが、お大事に〜。
その後、チャリンコ組にも遭遇されたそうです。彼らも無事走ってるようで、よかった♪

しばしコンビニでお話してると、おっちゃんが寄ってきて、警察の交通安全キャンペーンの旗を配られました。<強制。笑



Fさんとお別れして、さらに急ぎます。あわよくば帯広でサクサクパイを・・・・と思ってましたが、意外と進まず。
泣く泣くあきらめて、本別から高速に乗ります。十勝清水で降りて樹海ロードを進もうかどうしようか?でも、樹海ロードは車が多いし。
トマムまで高速を使い、占冠(しむかっぷ)へ向うも、遅いバスに行く手を阻まれ長蛇の列が。泣

占冠で給油しようとホクレンへ。あ、ここもフラッグありだ。けど、グリーンのフラッグは持ってる・・・・

って、えええええっ!?フラッグがないぃぃぃぃっ!Σ( ̄□ ̄;

しまった!本別の手前で、サイドバッグのファスナー開けて、開けっ放しで走ってたから、落ちちゃったんだ。泣

ま、ここで買えるから、いっか。(ぉぃ

樹海ロードに入ると、全然、車いませんでした。。。。。十勝清水で降りたほうが早かったかも・・・でも、そしたらフラッグ買えなかったし。
そーいう、お導きだったんだなっ。
夕張まで走って、すでに17時半。うわ〜、困ったな。絶対洞爺湖なんて無理だわ。あわよくば支笏湖かな?温泉あるし。

夕張から再び高速に乗ると、すっかり日が暮れて真っ暗に。これ以上進むのは無理と判断。
千歳ICで下りて、近くの「ちとせライダーハウス」に電話を入れ、そちらに向かうことに。
とっても親切なおばちゃんで、わざわざ表に出て待っててくれました♪ありがとうございました。
古いアパートで、1階・2階に数部屋あるようですが、1部屋まるまる貸切にさせてもらいました。テレビもあるし、いや〜、快適っ♪
コンビニで買ってきたおにぎりを流し込んで、近くの銭湯へ。帰りにアイスクリームを買って♪

今日は走りすぎました・・・・・。ぱた。(ノ_ _ )ノ
(後日談:530キロも走ってたとは思わなかった・・・・・。疲れたはずだわ。(^^;



8日目 8/5(水) 走行距離:約266キロ

さすがに昨日は疲れたのでちょっとゆっくりして、朝8時過ぎに出発。
部屋の中では覚えていたのに、ライダーハウスの写真撮り忘れてた・・・。汗

北海道初日に訪れた支笏湖の脇を抜け、洞爺湖に到着。登別の足湯に行きたかったんだけど、思った以上に時間がかかってしまったので、洞爺湖の足湯に入ることに。



ちょっと鉄っぽい色のお湯でした。あまり人がいなかったのに、私が入ったとたん、中国?かどっかの団体さんが大量に押し寄せて、まったくくつろげないスペースになってしまいました。笑
なので、さっさと出発。早く移動しなくちゃ、青森行きのフェリーが・・・・。



洞爺湖北側のホクレンに、フラッグを貰いに行こうと思っていたのに、、、、、あれ?
トンネルを抜けるとそこは海沿い。

きゃ〜〜〜、道間違えた〜〜〜〜〜っ!

戻ってると時間が・・・・旗ライダーFさんにもらった、フラッグ扱い店一覧表とにらめっこ。
長万部のホクレンが、7月に配ってた様子。まだ余っていれば、8月も配っているはずと聞いていたので、電話してみる。

「あの・・・・。ライダーフラッグ、まだやってますか?」

「はい、ありますよ♪」

安心して、そのまま長万部(おしゃまんべ)に進みます。
長〜〜〜い直線の続く海岸線沿いは、ついついスピードアップしがち。そこここにトラップがしかけてありますので、要注意。



そろそろホクレンがあるはずなんだけど・・・・あれ?

ないっ。汗

どこにあるの???

ナビは近くを示しているのに、見当たらない。

ぐるぐるぐるぐる長万部の町内を回り、やっと発見。ちょっぴり幹線道路から入ってて、看板が見えないのね〜。汗

無事フラッグをゲットして、函館に向かいます。

13時半にフェリーターミナル近くのコンビニに到着。14時半出発のフェリーに間に合うか?
電話をすると、「13:50までに来てもらえれば〜」とのこと。
コンビニでお昼ご飯を購入して、ターミナルに向かい、受付を済ませたらあっという間に乗船。

 これで北海道とはオサラバ〜。

さみしい気持ちは、前回みたいにはありませんでした。まだまだ、旅の行程の半分ですからね。

 あの辺が恐山?

3時間の船旅。ご飯を食べてごろ寝して。客室はいっぱいいっぱいでした。



バイクはこうやって隅っこに追いやられてますので、最初に乗って、最後に下りる・・・・・までが長くて、トラックの排気が凄くて息ができなくなって、頭クラクラしてきた・・・。汗
たまらず、途中で階段を駆け上がり、空気を吸いにいきました。このフェリー気密性が高すぎっ!
  4色あるホクレンフラッグのうち、3色ゲット〜♪道北バージョンのブルーだけ手に入らず。
どうやってもコース的に無理でした。
しかし、まさかこの後、悲劇が待っているとは、思いもよらないのであった・・・。
青森では妹が待ち構えてました。
ねぶた参加者用の臨時サマーキャンプ場。
無料で利用できます。
沢山のバイク・自転車がずら〜っとありました。
テントも数えきれないくらい沢山。 
妹のトイプー、レン君です。
妹が自分でトリミングしてますので、ちょんまげにベルボトムスタイル。
ちょっとそこらにはいない、ワイルドスタイルなトイプーですね。笑

ねぶたの衣装着せてもらってます。
お前はいつ見ても、かぁ〜わいいねぇ♪(*^-^* 
妹持参のねぶた衣装に着替えて、衣装のままバイクに乗って会場へ。
もちろん、レン君も、スリングで抱っこされて、一緒に。
この衣装を着てる人だけが、祭りのパレードの列に参加して、跳人(ハネト)として踊ることができます。
が、この日は遅くなっちゃったので、見てるだけ〜。

思い出のおみやげも兼ねてこんなの買いました♪
金魚型の福財布。ねぶた柄もありましたけど、こっちのがカワイイ♪貴重品を詰め込んで持ち歩き。
鈴は、跳人衣装には欠かせません。あっちもこっちも、鈴だらけにします。歩くたび、リンリンどころか、シャンシャン鳴り響いてうるさいです。笑

 鈴はいろんなカラーがあって、すべて単色バージョンもあります。

卓球の愛ちゃんほか、多数のスポーツ選手を輩出してきた青森山田学園のねぶたです。
作りも精巧で、とってもキレイ。
沿道の人波ぎりぎりまで寄ってきて、ぐる〜〜〜〜〜っと回る姿はまさに圧巻!



 こんな大太鼓も出てきます。

この日はとりあえず、会場の様子を見て、テントに撤収。妹のお友達のお宅にごやっかいになり、洗濯までさせてもらっちゃいました。
ありがとうございました〜。

毎日、夜10時には寝て、朝5時に起きるような生活だったので、久しぶりの夜更かしに、もう、、、、ふらふら・・・・・。(@@;



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