レカロシートの張替えにチャレンジしよう。


山梨のネイキッダyatarouさんがシートを買い換えるということで譲り受けたレカロシート。
中古で購入時に、すでに座面は合皮に張替えされていたそう。合皮だと、長時間運転してると蒸れちゃうのがキライ（実際そうだったので、座布団置いてたらしい。）なので、ならば内装色にあわせて張替えしちゃえ！
ネイキッド購入時、純正の緑のシートが気に入って、内装色をわざわざ指定しましたからね。

改めて見ると、シートの生地って、ちょっと特殊な生地なんですね。織物の裏に薄いスポンジシートが張り合わせてある。そっか。これなら生地がしっかりする上、ウレタンに密着してヨレが少なくなるのね。
ネイキッドと同じシート生地が手に入ればよいのですが、ネットで検索してもヒットせず。色・柄を考えなければ、手に入る生地もありましたが、気に入るものがありませんでした。レカロの生地を売ってるところもありましたが、赤・青・黒くらいで。

手芸用品店を何件も回って、やっと納得の生地を探し当てました。
厚手の帆布で、丁度良いグリーンを発見。かなり生地は厚手ですが、純正シート生地を真似て接着芯を貼って、さらにしっかりした生地にすることにしました。

ドライバー片手に奮闘！シートレールを四苦八苦しながら外しました。ふぅ。

尚、いただいたレカロはＬＳタイプかＬＸタイプ？　シートレールはネイキッド用ですが、レカロ用ではありません。
ブリッツかスパルコのフルバケ用をレカロに合う様に加工されたものだそうです。
2ＷＤと4ＷＤでフロア形状は同じなので、譲り受けた際の加工はありません。

こんな合皮シートじゃ、ムレムレ〜。 サイドサポートもウレタンがくずれてますので、いつか直したい・・・。	シートをひっくり返して、座面をはずしにかかります。左赤矢印のモールが右赤矢印の鉄板部分にはめ込んでありますので、思い切ってはずします。	するとこんな風に座面が外れるんですね。下のゴム板がバネの役目をして、座面をささえています。が、この部分が裏側のウレタンを傷つけて亀裂が入ってました。
後ろ側も外します。 モールが、結構がっつり入ってますので、外すのに力がいりました。	外したらこんな感じ。	端っこからそぉっと生地をはがしていきます。接着剤がついているので、できるだけウレタンを傷つけないように慎重に。
このあたりは接着剤がついてないので綺麗にはがれます。	座面お尻が乗るあたりは、生地のよれを防ぐためか、接着剤が塗布してありましたので、ドライヤーであたためて接着剤をゆるませてから剥がします。	完全に剥がれた状態。剥がした座面生地はさらに縫製を外して分解します。外した合皮部分はそのまま型紙となります。
座面最後部。一番ウレタンが薄い部分なので、完全に亀裂が入ってます。セメダインをふんだんに使ってくっつけ、「糊なし接着芯」を貼り付けて補強。（気休め程度かもですが。）	剥がした合皮を型紙にして帆布と接着芯をカット。 もともとの合皮、型どりが適当でヘタクソだったので、自分で補正しました。（＾＾；	コチラの接着芯は「糊つき」なので、アイロンで接着してゆきます。出来上がった生地はパリッ！としてます。
縫製を外していた生地と、新しい生地をミシンで縫い合わせます。	ひっくり返して、ウレタンに接着。白い部分は亀裂の入っているウレタンを補修した部分です。	座面完成〜♪ちょっぴりヨレが出てしまいましたが、ご愛嬌ってことで♪
座面をシートに戻します。 我ながらびゅーてほー♪笑	シートが黒いと暗くなっちゃうので、未来予想図。笑 こっちのほうが簡単なのに、まだ手をつけてない・・・。（＾＾；	ネイキッドに装着！ 自己満足な仕上がりになりました♪ +ﾟ*｡：ﾟ+(人*´∀｀)ｳｯﾄﾘ+ﾟ：｡*ﾟ+．

「○ってもレカロ」（笑）と言われるだけあって、ホールド感がいいですね♪
自分に出来る方法でカスタムするのもいいもんです。（*^-^*
外した純正シートの置き場に困るのが難点ですが。笑

レカロシート　補修＆洗えるシートカバーを作ろう！　

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